2分クロッキーの練習効果を最大化させるためには、「目的」と「比率」を意識しよう

2020年5月10日

「クロッキー」って聞くとどんなイメージを持ちますか?

Left Caption
名前は聞くけどよくわからない…

そう感じる方が多いのではないでしょうか。

僕も「本当に効果あるの?」と思って、長い間やらずにいました。

でも、自分より絵が上手い人何人かに「やってみたほうがいいよ」と言われたのでやってみたところ

  • 大きな紙などに描いても絵のバランスが崩れにくくなる
  • 実物の特徴を押さえて線画を描けるようになる

というようなメリットを感じることができました。

そこで今回は、実際に3カ月ほどやってみてわかった

  • クロッキーは何を目的にすればいいのか?
  • クロッキーはどうやって書いたらいいのか?

という内容についてまとめたいと思います。

クロッキーは、はじめは面倒に感じますが、時間を決めてやると習慣になって意外と楽に続けられますので、よかったらやってみてください。

­クロッキーの効果を高めるには「目的」を意識すればよい

実はクロッキーって、調べても定義とか描き方とかは人によってまちまちなんです。

そう聞くと、

Left Caption
どのやり方が正しいの?

と思うかもしれません。

でも、本質はそこじゃなかったんです。

「クロッキーの目的を考えること」、やってみて僕はこれが一番大事だと思いました。

というのも、「自分に一番足りていないもの」を伸ばすのが、画力の向上やモチベーションにつながるからです。

例えば、既に線画を描くのが十分上手い人の場合、線画だけを練習しても、伸びしろが少ない上練習の効果を実感できないのであまり意味がないですよね。

なので、まずは自分の絵に対する悩みを分析して、自分が「何を伸ばしたいか」を考えて、そこからやり方を考えていくのが効率的だと思います。

もちろん、周りに絵について聞ける人がいる場合は「自分の絵に足りていないもの」を教えてもらうという方法もアリです。

ここからは、僕が目的別に実際にやった 「2パターンの練習法とその効果」 を書いていきます。

­絵が歪んでしまう人は「比率」を意識しよう

  • 絵が歪んでしまう
  • 全体のバランスが悪くなる

まずは、こういった人向けの練習方法を紹介します。

この場合、 「比率を意識して描く」ことでバランスのゆがみを減らすことができます。

今回は、上の画像を例に「2分で形をとるためにはどうしたらよいか」を紹介したいと思います。

①モチーフが収まるように長方形の枠を描く

まずは、モチーフがちょうど収まるサイズの長方形を描きます。

この段階で縦横比が合っていれば、絵が大きくゆがむことは少なくなります。

15秒以内を目標に描きましょう!

比較しやすいように、完成した線画を薄く表示させています。

②直線を引いてモチーフを大雑把に切り出す

長方形が描けたら、今度はモチーフと長方形が接する部分を見つけ、そこを始点として直線を引いていきます。

このときも、 比率を意識しておくのがポイント です。

③細部を省略して描く

最後は、①と②で描いた枠を元に線を引いていきます。

この段階に入るときに、45秒~1分くらい残っているのが理想です。

細部を描くと確実に時間が足らなくなりますので、 程よく省略しながら描く感覚を掴んでください。

ポイント:時間を長く取らない

この練習方法のポイントは 「モチーフをシンプルにとらえてバランス重視で描く」 ことにあります。

なので、一枚当たりの時間は、ギリギリ全体を描ききれる時間(2~3分)がおすすめです。

一枚あたりの時間を長くしてしまうと、モチーフをシンプルにとらえなくても時間が足りてしまうので、効果が薄くなってしてしまいます。

「細かく描くと時間が足らないけど、比率を取ってざっくり描いたら時間が足りる」というくらいに設定するのがコツです。

参考:実際に比率を意識して1体2分で描いたもの

参考までに、僕が実際に練習で描いたものを載せておきます。

細部を省略しながら、そして枠を使ってバランスが崩れないように描いているのが分かると思います。

線画に魅力を感じない人はアタリを取らずに描こう

「比率」を意識して描けるようになった人は、こちらの描き方がおすすめです。

この方法で描くことで、魅力的な線画が描けるようになります。

なぜかというと、 「実物の特徴を的確に捉えて線画に落とし込む練習ができるから」 です。

模写などを中心にしていると、どうしても実物を見て描く機会が減ってしまうので、そういった部分を補うためにもおすすめです。

この方法は、見たものを線にするというシンプルなものなので、以下では描くときに気を付けたほうが良いと思うポイントをまとめました。

①一番描きやすいところから描く

アタリをとらずに描くとバランスが崩れやすいというデメリットがあります。

なので、色々な場所から描きはじめてみて、 一番描きやすいと思った場所から描きはじめるようにするのがおすすめです。

描きやすい部分には個人差があるので、やってみてコツを掴みましょう。

②時間のかかるところは塊で描く

比率を意識する場合と比べて、時間はあるものの、それでも指を一本一本描いたりすると時間が足らなくなります。

なので、手や、髪の毛などの極端に時間のかかる箇所は塊でとらえて大雑把に書きましょう。

参考:僕が実際に1体2分で描いたもの

僕の描いたものを参考として載せておきます。

ボールペンを使うと迷わずに描く練習になるので、僕はボールペンを使って描いています。

まとめ:色々と試して自分に合った練習をするのが一番

以上、僕がおすすめするクロッキーのやり方についての話でした。

ただ、この記事の内容はあくまで「僕がやってみてよかったと思う方法」についてです。

自分が向上させたいものや、自分にとって楽な方法というのは、個人差があります。

なので、 「いろいろ試して自分に合った練習をする」 という点に重きを置くようにしてください。

そうすれば必ず効果が出てくるはずです。

他には、Googleの画像検索を使ってもっと上手い人の作例を見たりするのも参考になります。


ちなみに、2分でクロッキーをやった後、同時に影を付ける練習をしておくと、影のつけ方も上手くなります。

よかったら、下の記事も参考にしてみてください。

それでは。

絵の上達法

Posted by ken