イラスト初心者が二年間独学で絵を練習した過程と結果

2020年3月11日

絵が上手くなりたいと思った時に、

「ひょっとしたら頑張っても上手くならないんじゃないか」

という考えが必ずと言っていいほど、頭によぎるのではないかと思います。

しかし、誰でも 描き続ければ必ず絵は上手くなります。

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Ken
みなさん、こんにちは。
kenです。

この記事では、僕が 「絵が上手くなることを目的として二年間絵を描き続けた結果」 をまとめたいと思います。

どこかで絵を学んだことがなくても、描き続ければこれくらい足掻けるよということで、「これから絵を描いてみようかな」という方の参考になれば幸いです。

ここでいう独学の定義は…

「美大生あるいは専門学校生として学校で絵を教わっていないこと」

とします。

1カ月~6カ月目

二次創作ばかり描く

大学受験が終わり、特に大学の授業で頑張りたいこともなかったので「一日一枚絵を描く」という目標を立て、絵を描きはじめました。(結果的に半年続きました。)

特にプロを目指していたわけでもなかったので、二次創作ばかりを描いていました。

ペースとしては 「一日ワンドロ一枚+週一で4~5時間くらいの絵を一枚」 という感じでした。

後から振り返ってみても、毎日描くことで絵を描くことが習慣化できたという点で、この時の選択は良かったと思います。

5か月目から背景を描きはじめる

(↑絵を描きはじめてから2か月目に、教本を読む前に描いた風景)

僕は、背景を描けるようになりたいと思っていたものの、描き方が全く分からなかったので半ばあきらめていました。

ですが、背景の描き方の本を見つけたこともあって、5か月目からは本を参考に背景を描くようになりました。(↓の二冊です。)

このタイミングで、スマホではなくPCで描くようになりました。

7カ月 ~1年目

­一次創作を描きはじめる

(↑教本で練習した後、二か月後にはじめて描いた一次創作)

一次創作を始めた理由は 「二次創作だけだと仕事に結び付かないから」 です。

二次創作をする人たちは基本的に「キャラが好きだから描いている」という感じで、絵で食べていこうと考えている人はかなり少数派だったので、周りと絵のノウハウを共有するような環境ではありませんでしたし…

キャラの知名度のおかげで実力以上にいいねがつくので、いつの間にか評価のために描くようになっていました。

本気でイラストレーターを狙うのなら、就活時にポートフォリオを作る必要もあるので、二次創作をするメリットは薄いと思っています。(唯一キャラの魅力を引き立てる技術は磨かれると思います。)

評価に過度に依存することなく、描けるものを増やせたので、結果的に一次創作にかじを切ったのは正解だったと思っています。

幅広く描くことを意識する

とにかく、背景については未経験で知識がなかったうえに、僕自身が基礎練習が嫌いなこともあって、このときは 「とりあえずいろいろ描いてみて、必要な知識をその都度入れる」 という方法で練習していました。

 

 

技法書通りに描き続けたおかげで、 我ながら 「実力がなかったわりに、絵を上手く見せられたのではないか」と思っています。

写真模写を少しやる

写真を合成して絵を描くうえで、

  • 色づかいを自然にする技術
  • 写真合成後に上から描き込む技術

このあたりが足りていないなと感じたので、それを補うために写真模写を少しやりました。(結構疲れるので数枚しかしていません。)

色を細かく観察できるようになるので、割と効果はあります。

技法書を軽く読む

色々なところで「カラー&ライトがいいよ」と書いてあるのを見たりしたので、カラー&ライトを買って読んだりしました。

カラー&ライトは正直に言うと「当時の自分には内容が濃すぎたので飛ばし飛ばし読んだ」のですが、それでも、読んで知識を得たことで、色の選び方が上手くなったと思います。

1年1か月~1年6カ月目

天空の塔 龍の眠る草原

大学に行かなくなる

色々あって、大学に行かなくなります。

その辺の理由は 僕が大学を中退しようと思った理由 という記事にまとめてあります。

そこで、色々とあったので、そのせいもあってこの時期はあまり絵が描けていません。

将来的に仕事で必要そうなので、ここからPhotoshopに乗り換えました。

専門学校の体験授業を活用する

専門学校を検討するうえで体験授業に参加します。

そこで、講師の方や在校生に話を聞き、それを元に絵を改善していきました。

具体的には、空気感や描き込み、光の当たり方などを重視していくようになりました。

1年6カ月~2年目

­世界観などを考えるようになる

スチームパンク 海底 林道

この時から絵の世界観などを意識し始め、今まで以上に他人の作品を参考にするようになりました。

一枚10時間~20時間ほどかかっていますが、得るものは大きかったです。

色々挑戦してみる

  skyscraper 日なたの窓

あまり描かない人物やSFなど、普段描かないものを描いたりしました。

目的を持って描くことで、絵を描くことに義務感が生じ、絵が楽しくなくなってしまったので、目的を持って描くことにこだわるのは結果的にはそこまで良い選択ではなかったと思います。

カラーデッサン・クロッキーを少しやる

絵を上手くするには模写とデッサンしかないことに気づき、PCやタブレットでカラーデッサンをやりますが、楽しくなかったのであまり続きませんでした。

毎日継続出来たら格段に絵のリアリティが出せるようになると思うので、ストイックな方にはおススメです。

二年間を振り返って

はじめは量、次第に質にシフトしていくと良い

描きはじめは伸びしろが多く誰でもすぐに上手くなるので、絵が楽しいと思っているときに描けるだけ描いておくと伸びが早いです。

逆に、初めから完璧を目指すと挫折につながるので本末転倒です。

その時その時で自分でできる最大限のクオリティで絵を完成させ、少しずつレベルを上げていけば次第にうまくなります。

情報は積極的に仕入れたほうがいい

誰しもが上を目指すわけではないと思いますが、「絶対にうまくなってやる」という気持ちを持っている人は、プロから情報を積極的に仕入れたほうがいいです。

なぜなら、 「意識の高さは周りの影響を受けやすいから」 です。

誰かと仲良く絵を見せ合ったりして練習したとしても、その相手がプロを目指していなければ、その人と付き合ったことで自分がプロを目指すのが遅くなるかもしれませんよね。

なので、SNSで似たような人と交流するのもいいですが、早いうちから絵に関して有用な呟きをしているプロの方をフォローしておくと、モチベーションを維持しやすいです。

なんだかんだ言って楽しさを重視するのが一番

「描いていて楽しい絵を描くのが一番」

これがこの記事を通して、一番伝えたいことです。

僕は割と「絵は画力が全て」と思っていましたが、こういった考え方をしていると結果的に画力が足らない自分の絵がどうしようもなくイマイチなものに見えてきます。(マジでこの考え方はメンタルを抉るので気をつけましょう!)

最後に

まとめると、 「二年間描いた結果ある程度は上手くなったけど、もう少し頑張れたかな」 といった感じです。

結局、引きこもっていたのでメンタルがズタボロで一日当たり平均で1~3時間ほどしか描けていません。(孤独に耐えるのに精神力を使いすぎました…)


もし、「俺もやってみようかな…」と思う人がいたら、是非自信をもって描きはじめてみてほしいです。

この記事を読んだ時点で、僕が絵を描きはじめるときには知り得なかった情報を既に持っているわけです。ちゃんとやれば僕よりきっと上手くやれると思います!

上達に結び付いたと思う要素まとめ

  • 描きはじめてから半年の間毎日1時間以上描いたこと
  • 絵を仕上げる際に最後まで妥協しなかったこと
  • ネットの評価に頼らず、描けるものを増やしたこと
  • 本や人から色々な知見を貰ったこと


ちなみに、僕は大学を辞めたこととが原因で「新卒でイラストレーターとして内定を狙う」ということができなくなったので、専門学校に入って学び直すことにしました。もっと上を目指していきます。

その辺の話もおいおい書いていくつもりなので、良かったら読んでみてください。

それでは~

考察

Posted by ken