人体の形を簡単にとるためのコツ

2019年10月16日

­みなさんこんばんは、kenです。

今回は線で 人体の形を簡単にとるコツ を紹介します。

先日まで人体の形を1体2分程度でとる練習をしていたので、そのときに気づいたことなどをまとめていきたいと思います。

実際に、人体の形をとるうえで重要なのが下の2点だと思います。

  • シルエット
  • 体の立体感

まずはシルエットをしっかりとることを意識して、それに加えて体の立体感を意識してあげると人体の体を上手く取りやすいと思います。

なので、今回は上の二点から紹介していきます。

今回は上の絵を基に説明していきます。

­正しいシルエットを取るためのコツ

­全体の枠を取る

初めに全体の枠を取るのが大事です。

足を継ぎ足して描いたりすると全体の比率がおかしくなりやすいのですが、初めに縦横比が正しい長方形を外枠に描いておくことでそういったミスを防ぐことができます。

具体的には次の手順で描くといいです。

  1. 全体の枠を長方形でとる
  2. 角を削る

①全体の枠を長方形でとる

まずは全体の枠を長方形でとります。

ポイントは、 片目で対象を見て、鉛筆で指してしっかりと比率を確認すること です。

縦横比が正確に取れると後は上手くいきやすいですが、反対にここで比率を間違えてしまうと後々矛盾が出てくるので慎重に行います。

②角を削る

次に角を削ります。

ここでは、手や足を具体的に描こうとするのではなく、 シルエットの頂点同士を結ぶように直線を引く ようにします。

中心線を描く

次に、長方形の二等分線を横に引きます。

これを引くことで、 上半身と下半身の比率が正確に取れます。

腕を上げているポーズも中心線を描くことでしっかりと形をとることができるようになります。

長いパーツから描く

大まかな比率が分かったら、実際にパーツを描き入れていきます。

この時に 長いパーツから描くようにすると比率が狂いにくい です。

というのも、長いパーツが正しく描けていると、たとえ短いパーツが歪んでいても全体としての誤差は少なくて済むからです。

基本的には足や腕から描き入れることになります。

胴もポーズによっては長いストロークで描けますが、女性を描く場合には胸の形を追いすぎてゆがみが出ないように気を付けてください。

比率を意識する

パーツを描き入れるときに比率を意識すると上手くいきやすいです。

ここでいう比率は頭身云々の話ではなく、ただ単に 足や腕の上半分と下半分の長さが等しい ということさえ掴んでおけば十分です。

ただし、手足がカメラに対して横向きでないときは手足が短く見えるので気を付けてください。

隙間の形を意識する

パーツを描くときにやりがちなミスは、後で手や足の位置関係のつじつまが合わなくなることです。

そこで、 形をとるときに隙間の形を捉えて描く ことでこういったミスを減らせます。

隙間を意識することで、足同士、手と胴といった複数のパーツの位置関係が同時にしっかりと捉えられます。

体を立体的に捉えるためのコツ

正中線を描く

体がねじれていたりすると、胴を描く際に位置関係を捉えるのが難しくなります。

こういった時は 正中線(腹の中心をとおる線)を描くと胴を立体的に把握しやすくなります。

肩、骨盤の傾きを描く

ポーズをとっているときは、肩や骨盤が傾いていることが多いです。

なので、 肩や骨盤の傾きが分かるような補助線を引くと傾きを上手く描きやすくなります。

ついでに、線の長さも場合によって変えることで、肩が圧縮して見えているかどうかを表すことができます。

断面を意識する

短時間で描くときは時間上の制約からほとんど描くことができませんが、体のひねりが分からないときは 体の断面を補助的に描くと、立体的に把握しやすいです。

特に腰のひねりは複雑な動きによってシルエットができているので、そういったポーズで使うと効果的です。

最後に

ということで、人体の形を正確にとるためのコツをまとめてみました。

やっぱり思い込みで描きやすい部分にゆがみが生じやすいので、 補助線を使って客観的に捉えることが大事だなぁと思いました。

それと「継ぎ足す」イメージではなく「切り取る」イメージで形をとることもポイントですね。

人の体を描くときにどうしても平面的になってしまう人は、上手い人の模写だけでなく、上のようなサイトを使って実際の人の体から構造を学ぶ方が効果的かもしれません!

ではまた~

ちなみにこの記事は、1体2分で人体の形をとる練習を240体分おこなった際に気づいたことをまとめたものになっています。

上の練習を始めるときは、アニメ私塾さんの技法書を参考にさせてもらいました。



ポーズのモデルはline-of-actionというサイトを利用させてもらいました。