仮面浪人に失敗した僕が、振り返って気づいた3つの失敗の原因



kenです。
仮面浪人というと、そもそも仮面浪人をしようと思う人自体少ない上、失敗体験を語る人もいないと思います。
そこで、今回は
「仮面浪人に失敗した僕が、振り返ってみて気づいた失敗の原因」とそこから学んだこと
を書いていこうと思います。
今回の話は、受験に限らず、あらゆることに共通する内容だと思います。
「そんなん当たり前じゃん」と笑ったり、「自分も気を付けないと…」と自分を振り返ったりするきっかけになれば幸いです。
仮面浪人の概略
- 大学は半年間休学
- 金銭面を考えて塾には通わなかった
- 最終的に0.16点差で不合格
目標が曖昧だったこと
一つ目は、
「大学を志望する理由が弱かったこと」
です。
当時、仮面浪人をして入りたいと思った大学の志望動機は以下のようなものでした。
- 全国的に有名で、学歴として十分
- 自由な校風で自分に合いそう
この一つ一つは理由としてはもちろん大事だと思います。
しかし、一つ大事なこと…「何のために大学に通うのか」という部分が抜けていました。
仮面浪人をするにあたり、モチベーションの維持は非常に重要です。
僕はその原動力となる「大学に入って○○をしたい」という気持ちが弱かったゆえに、勉強量が足りず落ちてしまったのだと思います。
そこから学んだこと
結局、何をするのにもストレスは感じるものだと思います。
例えば、仮面浪人時代には、受験に対する不安や、すでに大学生活を謳歌している友達の存在などが大きなストレスになります。
自由だといわれている大学でさえも、興味のない授業を受けたり、時間をかけて通ったりと嫌なことはいくつもあるわけです。
そういった環境の中でいかに通い続けられるかというものを考えたときに 「明確な目標がある」ことは大きな強みになると思います。
大事な局面でリスクを取れなかったこと
二つ目は
「大事な局面でリスクを取れなかったこと」
です。
僕は当時、「受験勉強は一人でできるもの、予備校は甘え」と思って一人で勉強することにしました。(もちろん今は思っていません。)
結果、0.16点差で落ちてしまったので、結果論ではありますが「当時予備校に通っていればなぁ」と思ったりもします。
というのも、予備校は勉強を教えてもらう場所という面だけではなく、悩みを相談できるスタッフや切磋琢磨できるライバルがいるという面でもメリットがあるわけです。
予備校に行かなかった結果、スランプ時にそういった存在に頼ることができず、勉強量を十分に確保できませんでした。
つまり、 仮面に失敗したときに予備校1年分の学費(100万円くらい)が無駄になるリスクを考え、予備校に通うという選択ができなかった結果、失敗につながったのではないかと思います。
そこから学んだこと
何か目標を立てたときに「それが実現できそうかどうか」というのは非常に大事ですし、本能的に考えてしまうものだと思います。
ですが、そこで「目標は努力してなんとしてでも実現させるものだ」という考えに持っていけるかどうかが運命の分かれ目だと、僕は考えます。
本当に何かを達成したいのならば、 自分なりに考えて「頑張れば実現できそうだ」と思ったら、多少リスクを取ってでも自己投資するのがいいんじゃないかと思います。
「失敗したら嫌だし自己投資するのはやめよう」という姿勢だと、当時の僕のように本気になれない可能性もあり得ます。
自分で考えなかったこと
仮面浪人時代、僕は仮面浪人で合格した人を情報を調べ、参考にしようとしました。
そこで10000円の情報商材を見つけました。
そこには、「脳は疲れない、脳が疲れたと思うのは思い込みだ」などということが書かれていました。
それを鵜呑みにした僕は「なんかやる気が出ないな…」と思うたびに、「自分のやる気がないだけ。もう少し努力しよう」と考えるようにし、勉強を続けました。
そのような生活を続けた結果、途中でメンタルが保てず、半年ほど勉強に手が付けられない状態になりました。
そこから学んだこと
ここでの失敗は 「脳は疲れない」という情報を鵜呑みにしたことです。
冷静に考えれば、脳が疲れないという主張が正しいのなら残業で体調を崩す人もいないはずです。
書いた人はその考え方で行けたのでしょうが、 人によって効果的な勉強習慣や学習環境は変わります。
しっかりと自分に合った勉強習慣というものを自分で身に着けるべきだったなと思います。
まとめ
上の内容をまとめると、僕がこの話を通して伝えたいことは以下の二つです。
- 自分を信じること
- 自分で自分に合った答えを見つけ出すこと
何事にも不安はつきものですが、自分の可能性を信じ、時にはリスクを負いながらも自分を改善し続けていく人が成功を掴むのではないかと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
最後に
最後に、僕に考えることの大事さを教えてくれた本を紹介したいと思います。
文章を書く機会はあり続けると思うので、文章を書きながら自分で考えるという選択肢を検討してもらえると幸いです。
それでは~