これだけ押さえれば大丈夫!絵に必要な四つの要素まとめ【メイキング付】

2019年12月27日

いざ絵を描こうと思っても…

「考えることが多すぎて難しい…。」

と悩んでいませんか?

実は、絵を描くうえで最低限必要な要素は たったの四つ しかありません。

四つなら、頑張れば意識できそうな気がしませんか…?

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Ken
みなさんこんにちは。
kenです。

今回は、 「絵に必要な四つの要素」 についてまとめていきます。

最後にはメイキングもありますよ。

今回の記事は「面で絵を描こう」という趣旨の記事の第二回目です。

第一回目を読まなくても読めますが、続けて読むことで理解が深まる造りになっています。

<面に関する記事一覧>

 

絵に必要な四つの要素とは?

絵に必要な四つの要素…

それは、下の四つです。

  • シルエット
  • ライティング
  • 質感

この四つの要素について順番にみていきましょう。

「物体が何色に見えているか」です。

色を捉えるときは、周囲の色との関係によって脳が正しい色を認識できないことが多いので、 「物体そのものの色が何色なのか」より「周りの光の影響などで実際には何色になっているのか」を認識してください。

例えば…

上の魚の色は何色と聞かれたら「黄色」と考える方が多いと思いますが、実際には暗い部分は他の影響を受けて「緑色」になっています。

色について、より詳しい記事はこちらをどうぞ。

シルエット

「描く対象がどのような形をしているか」です。

シルエットを捉えるときは基本的に 明るい部分と暗い部分の境界をはっきりさせることがコツ です。

輪郭のぼやけたブラシツールを使うと、わからないところをごまかすクセがついてしまうので初めのうちははっきり描くように心がけましょう!

ライティング

lighting…(絵画などで)光の配置明暗.

weblioより引用

ライティングを考えることは、 光源がどこにあり、物体にどの角度から光が当たっているかを考えること です。

例えば、上の画像だと、画面左上の、向かって奥の方から太陽の光が差し込んでいるのが分かると思います。

光の当たり方によって…

  • 明るい部分と暗い部分の比率
  • 色の色相・彩度

などが変わってくるので、ライティングが理解できていると「なぜこう見えるのか」が分かるようになってきます。

ライティングに関する詳しい説明は、下の記事をどうぞ。

質感

質感は、「物体の表面がどんな状態なのか」「物体がどのような性質を持つか」を見たまま表現したものです。

例えば、岩ならザラザラしている、雲なら柔らかく薄いなどです。ブラシの使い分けで表現することもできます。

基本的には、 色やシルエットだけでは表現できない情報を補足するイメージ です。

質感は、下の記事で詳しく書いています。

質感を追いすぎると、他の要素への意識が薄れるので描きはじめの頃はそこまで気にしなくてもいいです。

まとめ

今回の要素同士の関係性を図にすると上のようになります。

まずは、色と形を正確にとらえることを意識して、より観察力を磨きたい場合や実在感を出したいときに、ライティングと質感を改めて意識するといいと思います。

四つの要素を意識したメイキング

最後に、今回の四つの要素を 「実際にどの段階で意識しながら描くのか」 をメイキングで解説したいと思います。

1.ラフを描く

まずは「色」「シルエット」を考えながら 大まかにラフを描きます。

ポイントは、色は「全体的に何色になるか」、シルエットは「おおまかにどんな形なのか」を考えて描くことです。

参考資料からスポイトで納得のいく色を取りましょう。

<ここで考える要素>

  • 色(ラフ)
  • シルエット(ラフ)
 

2.ライティングを考える

次に「ライティング」を考えて、明るい部分と暗い部分の色を描きこんでいきます。

光源を考えることと、写真をよく観察して描くのがコツ です。

<ここで考える要素>

  • ライティング
 

3.シルエットを整える

「シルエット」を整えます。

消しゴムで輪郭を削ったり、サイズの小さいブラシで輪郭付近を描いたりして、シルエットを資料に近づけていきます。

鉛筆で点を何個も打つように、 短いタッチを重ねて描くことで細かい描写ができます。

このときに、写真やキャンバス内から色をスポイトで取って様々な色を取り入れるのがコツです。

ブラシの不透明度を80~90%にして描けば、塗り重ねるだけで自然に色を増やすことができます。

<ここで考える要素>

  • 色(多くの色を入れる)
  • シルエット

 

4.質感を描き込む

「質感」を整えます。

素材の特徴をとらえて、わかりやすく表現するのがコツ です。

今回は、木の幹だったので凹凸を描いたり特徴的な洞を描いたりしました。

<ここで考える要素>

  • 質感

 

5.完成

さらに描きこんで完成です。

今回は葉を細かくしたり、ハイライトを足したりしました。

6.まとめ

基本的には 「初めに軽く描き、描き進めながら細部をつめていく」 流れになります。

「細部をつめる」というのが、はじめはとても難しくなかなか慣れないと理解しにくいものなので、初めのうちはこのメイキングの2~3くらいを目標にしましょう。

背景は、写真から正確な色を取れば、キャラクターと違い多少形が元と違ってもそれっぽく見えます。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回の四つの要素を改めてみておくと、

  • シルエット
  • ライティング
  • 質感

ですね。

初めはこれらの要素を意識しながら面で描くことに慣れず、一時的に「絵が下手になったのではないか」と思ってしまいますが、 そこを乗り越えられるかどうかが上達のカギ です!

それでは~

<面に関する記事一覧>

 

ちなみに、この描き方を実践すると1~2年ほどでこれくらい描けるようになります。

スチームパンク

 

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