はじめてのアイビスペイント解説講座⑤光と影をつけよう!

2019年10月14日


※この記事はアイビスペイントを初めて使う方を想定して書いています。

 

こんにちは!kenです。

前回の記事では、ベタ塗りの方法を解説しました。


今回は、白色と黒色を使った色彩感覚がなくても簡単にできる塗り方を説明していきます。

新しいレイヤーを追加しよう

さて、前回はベタ塗りをするところまで終えました。

まずは画面右下の右から二番目のボタンをタップします。

ベタ塗りしているレイヤーの一つ上に新しいレイヤーを追加してください。

※前回の記事で、ベタ塗りをする直前に色塗りレイヤーを作ろうのところで同じ操作をしたので、わからない方はリンクを参考にしてください。

そうしたら、画面左下のクリッピングをタップします。

先ほど押した部分が青く光ったら、下のバーを調整して不透明度を35%にしてください。

これができたらキャンバスに戻りましょう!

クリッピングとは

クリッピングとは、下のレイヤーで塗った範囲にしか描画されないようにする機能のことです。

これを使うことで下地からはみ出すことなく色が塗れます!

上の図だと、①がクリッピングあり②がクリッピングなしです。

②だと塗った部分がはみ出てしまっています。

不透明度とは

不透明度とはどれくらい不透明かを表すパラメーターです。

0%で透明、100%で全く透けなくなります。

50%とかだと、赤い下敷きみたいに上の色と下の色が混ざって見えます。

上の図だと①が不透明度100%のグレー②が不透明度50%の黒です。

①は下の色が透けていませんが、②は下の緑色が透けて見えています。

影をつけよう

ざっくり影をつけよう

影用のレイヤーができたと思うので、実際に影をつけていきましょう。

今回は上の黒色を使います。

不透明度が35%なので実際に塗った時はグレーに見えます。

影になる部分をざっくり塗っていきましょう!

塗り終えると上のようになるかと思います。

※上の画像は影の不透明度が50%です。

影の形を整えよう

一通り塗り終えたら、消しゴムで影の形を整えましょう。

上の画像のように消しゴムで削って部分的に細くするイメージです。

影をぼかそう

影を仕上げると上のようになると思います。

今回は前髪のあたりの影が上手くつけられなかったので、そこをぼかしてみます。

※人の肌等の影をぼかすことによって柔らかい印象を与えることができるので肌に描いた影は軽くぼかしてみるのをおススメします。

画面左下の左から二番目のボタンをタップして、「ぼかし」を選択します。




ぼかしたい部分をなぞると、上のように部分的にぼかすことができます。

ハイライトを入れよう

影がいれ終わったら、次はハイライト(光の当たって明るい部分)を入れていきましょう。

影のレイヤーを作成したときと同じ手順で新しいレイヤーを作ります。

次に、クリッピングを有効にしてください。

すると、このような感じになります。

不透明度は20%にします。

白色でハイライトを塗っていきましょう。

描き方は影と同じで、ざっくり塗ってから消しゴムで形の調整をするとやりやすいです。

終えるとこんな感じになります。

今回は髪の毛にだけ入れました。

目を描こう

ハイライトと影は終わったので、最後に目を仕上げていきます。

目を描く順番や目の描き方は人によってさまざまなので、参考程度に見てもらえればと思います!

黒目を描こう

目が明るすぎると思ったのでまずは、黒目を描いてみることにしました。

目の柔らかい印象を再現するのにはエアブラシが最適です。

エアブラシにはいくつか種類がありますが、大差はないのでどれでもよいです。

今回はエアブラシ(標準)で描くことにしました。

※エアブラシはかなり色がはみ出やすいので肌や髪の毛のレイヤーと分けておくと消しゴムをかけやすいです。

終えたらこんな感じになります。

白目を描こう

次に白色でハイライトを入れていきます。

使用するのは上と同じくエアブラシです。

こんな感じで入れていきましょう。

※上側のハイライトが薄いと目が死んで見えてしまうので、気持ち強めに白をのせてください。

色を足そう!

後は目と肌に暖色を追加します。(目は瞳の色によっては寒色になります。)

というのも、今回の塗り方は誰でも簡単に明暗を付けられるのですが、欠点として白と黒しか使っていないので寂しい印象を受けてしまうからです。

まずは瞳に色を入れていきましょう!

瞳に色を足そう!

­先ほどと同じように、エアブラシを使って瞳に明るい色をのせていきます。

今回は下地が茶色なので橙々色をのせました。

別の色で描いている方は下地を明るくした色をのせるとよいかと思います。

肌に色を足そう!

このままだと肌がくすんでいるように見えてしまうので、赤めの色を足します。

今回は頬に上の色を足すことにしました。

こんな感じで色をのせていきます。

のせる前より暖かな印象になったと思います。

※全身を描いている方は太ももや腕にものせてみてください。
薄く載せるだけでもだいぶ変わります。

最後に

今回はここまでにします。

ちなみに、この塗り方のデメリットは、下の二点です。

  • 色がくすんでしまう
  • 色の深み(彩度の幅)が出ない


ただ、以下の点が初心者に優しいと思い、この塗り方を紹介させていただきました。

  • 光や影に使う色を選ばなくてよい
  • 不透明度を変えるだけで塗りの濃さを変えられる

ある程度色を選ぶのに慣れたら、別の塗り方に移って頂ければと思います。


次回は簡単な背景素材の貼り付け方を解説していきたいと思います。


ではまた~