【絵が描けなくなる人へ】モチベが自然に湧いてくる、環境の作り方を紹介

2020年5月31日

絵を描いていると…

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「絵を描きたいけど全然筆が乗らない…」

となること、結構ありませんか。

僕も、PCに向かってもなかなか絵が描けない時期があり、それは「自分のやる気がないからだ」という風に思っていました。

しかし、実際は僕にやる気がないからではありませんでした。

「自分の置かれた環境にストレスを感じていたこと」 が原因だったのです。

僕は、その環境を改善することで、以前より絵を描く時間を増やすことができました。

この記事では、僕の経験談も混ぜながら、「絵を描けるようになるための環境の作り方」をご紹介します。

ストレスについては、感じ方に個人差があるので、自分に合わせて解釈するようにしてください。

時間にゆとりがあったからといって絵が描けるわけではないという話

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学校や仕事が忙しくて、なかなか絵が描けない。ずっと休みだったら絵が描けるのに…

と誰もが一度は「何もない生活」を夢見ると思います。

ただ、一年大学を休学して何もない状態を過ごした僕からすると、 ずっと休みだったら絵が描けるようになるということはまぁないと思います。

意外と、日々のタスクがなくなったくらいでは、モチベーションは変わりません。むしろ、かえって日々のメリハリがなくなり、行動力が弱くなってしまいます。

例えば、2020年に入ってから、某ウイルスの影響で一日中家にいる人がストレスを感じている…というような話を聞くと思います。

仮に、何もない生活が理想だったらそんなことは起こりませんよね?

実は、絵が描けるようになるのは「何もない生活」ではなく 「身体的・精神的に満たされた生活」を手に入れたときです。

といても、このままでは抽象的すぎますよね。

具体的には、身も心も満たされながら絵を描くためには以下の三つの条件が必要だと考えます。

  1. 絵を描けるだけの体力を生み出す
  2. 自分の周りから誘惑を減らす
  3. 自分が認められる環境で働く


上の条件を満たす方法は三つあります。

それぞれ順番に見ていきましょう!

ストレスを減らすためにできる3つのコト

1.生活リズムを整える

生活リズムが狂っていると、

  • 脳が正常に目覚めない
  • 睡眠の質が下がり、疲れが取れない

といったデメリットがあります。

生活リズムを整えるにはどうしたらよいかですが…

僕は、かつて学校の精神科に行って生活リズムについて相談をしたことがあるのですが、そこでは「朝起きる時間を一定にしたらいいよ」と言われました。

早寝早起きでなくても、 「午前中に日光で目が覚めたらOK」 だと思います。

他には、ご飯を食べる時間も毎日合わせておくと、さらに生活リズムが崩れにくくなると思います。

朝はやく起きて、家を出る前に描くのも効果的です。

僕の経験上、カーテンを閉めて寝たり、午後に起きたりするのは、目覚めが悪くなって効率の悪い時間が増える原因になるのでおすすめできません。

2.心を惑わせるものを生活から切り離す

絵を描きはじめるまでって、結構気力が要りますよね。

「まずはTwitterでも見て…」と思っていたら、あっという間に30分が過ぎていたりということは皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか?

僕も一時期ソシャゲにハマってしまい、数千時間を費やしてしまいました。

その時間を絵に費やしていたとしたら今頃神絵師ですよね…笑

人はエネルギーの浪費を抑えるために 本能的にだらけてしまう生き物らしいです。

「俺は絶対大丈夫だ」という人以外は、ゲームなどの惰性でできてしまうものからは距離を置いたほうがよさそうですね。

ソーシャルゲーム・アルコール・たばこなどは 依存性が高く、時間やお金を浪費するので、ハマる前に辞めるか、ハマらないように量を抑えておくのがおススメです。

「気づいたら、手が止まらなくなっている…」そう感じたら依存のサインです。

依存して抜け出せなくなる前に辞めましょう。

後、遊びや飲み会などの誘いも、乗り気でないのなら断った方が、他人に気を遣ったりお金を使ったりせずに済みます。

周りに流されないために

もし、「絵を仕事にしたい」と思っているなら、同様にクリエイターを目指す人とつきあう方が得策です。

僕の周りを見ても、そこそこいい大学に行っている人は、学歴に対する安心感から自分の市場価値を磨こうとしない人が多いです。

そういった人に悪い方向に流されてしまうと、クリエイターという夢が遠ざかってしまうと思います。

3.労働環境を変える

職場(あるいは学校)に通っているという人に質問です。

「今の学校や職場に満足してますか?」

満足の程度に差はあるものの「何かしら不満がある」という人が大半なんじゃないでしょうか。

その中でも特に「学校や職場が嫌すぎて夜も眠れない」という人…

そういう人には、 職場(あるいは学校)の変更を視野に入れることを強くお勧めします。

というのも、職場や学校で自分の働きぶりや努力が評価されるのかどうかによって、勉強や仕事に対するモチベーションってだいぶ変わってきませんか?

他には、残業の有無や、職場や学校までの通勤時間などによって自分の好きに使える時間も大きく変わりますよね。

自分と環境のミスマッチって、心に相当なストレスがかかるので、結構死活問題だと思います。(最悪鬱になったり…)

僕は大学の試験で「あらゆる科目の点数をまんべんなく取る」ということが明らかに向いてなかったので、大学を辞めることにしました。

「勉強はやる気が出ないけど、絵なら真摯に取り組める」という人は、僕のような選択肢をとるのもアリだと思います。

もちろん、親の経済事情などさまざまな要素が複雑に絡む話なので、すぐにとは言いません。

なので、今の環境を変えられる人は変える、無理そうな人は「〇年後に△△で働く」というように目標を立ててみるだけでも、メンタルが安定すると思います。

まとめ:モチベーションの低下は環境を疑おう

絵というと「楽しく描く」みたいなイメージをもたれがちですが、良い絵を描こうとなるとそれなりに頭を使います。

なので、最近絵を描けないなと思ったら、まずは環境を整えることからはじめてみましょう。

それと、この記事の内容は「描きたいものがあるけど気が乗らなくて描けない場合」についての物なので、そもそも描きたいものが見つからないという人はゲームやアニメ、映画からのインプットを忘れずに心がけましょう!

僕自身、相当な頻度で絵が描けなくなるんですが、よくよく考えてみたら大体、

  1. 昼夜逆転して目覚めが悪くなる
  2. 頭を使わない楽なゲームやスマホに逃げる
  3. Twitterの上手い絵を見て焦る

という流れだったので、その辺の実体験を交えて記事にしました。

この記事が参考になれば嬉しいです。それでは~

絵の考察

Posted by ken