【ibispaint】筆圧感知不要!線画に自然な強弱をつけるコツ
と悩んでいませんか?
実は、線画の強弱は筆圧感知がなくても、後から調整することができます!
今回は、
「筆圧感知機能がなくてもできるメリハリのある線画の描き方」
について説明していきます。
このページの目次
消しゴムツールで部分的に線を細くする
線を細くする部分の決め方
まずは、部分的に線を細くしましょう。
線を細くするべき箇所は主に 「先端が尖っている部分」 です。
先端が尖っている部分の例
- 髪の毛の先端や分かれ目
- まぶたの端
- 目尻
それと
↓のように「線が薄くなっていく部分」
です。
線が薄くなっていく部分の例
- あごから耳の付け根にかけての線
- 服のしわ
線が全て同じ長さのときに不自然に見えるのは主にこれらの箇所です。
なので、まずは消しゴムで削ってこれらの部分を細くしていきましょう。
線を細くする部分の具体例
髪の毛の先端・分かれ目
まぶたの端、目尻
あごのライン・服のしわ
一通り修正を終えるとこんな感じになるかと思います。
線を重ねて部分的に線を太くする
線を太くする部分の決め方
次に部分的に線を太くしましょう!
線を太くするべき箇所は主に 「影で暗くなる部分」 です。
影で暗くなる部分の例
- 髪の毛の重なった部分
- くちびる・鼻・耳
- あごの下・服の折り目
線が全て同じ長さのときに物足りないのは主にこれらの部分です。
これらの部分を太くすることでイラストに立体感がでます。
太くするときは、はじめに描いた線よりブラシを1.0pxほど細くして描いていくのがおススメです。
初めに描いた線と同じ太さでなぞってしまうと、太くしなくていい箇所も太くなってしまいます。
線を太くする部分の具体例
髪の毛の重なった部分
くちびる・鼻・耳
あごの下・服の折り目
一通り終えるとこんな感じになると思います。
線画に強弱をつけるメリット
線が全て均一な太さの状態では、立体感を表現できませんが、線に自然な強弱をつけると立体感を表現することができます。
つまり、ここで立体感を正しくつけることができると、鑑賞者にとって絵が立体的に見えます。
なので、線画に強弱をつけることで
絵が上手く見えます。
これが線画に「強弱をつけることのメリット」です。
立体感を意識する方法については下の記事でまとめています。
最後に
今回の内容を実践すると上のように絵が変化します。
どうでしょうか。だいぶ
線が綺麗になったのではないでしょうか。
最後に気を付けておいて欲しいポイントを2点まとめたいと思います。
この記事でのポイント
- 立体を意識しながら強弱をつける
- 手順に囚われずに柔軟に作業する
一つ目は、「立体を意識しながら強弱をつける」です。
やみくもに強弱をつけるのではなく、実際に光の当たる場所、当たらない場所を考えて強弱をつける方が説得力が出ます。
二つ目は、「手順に囚われずに柔軟に作業する」です。
この記事では説明しやすいように順番を付けただけなので、気づいたところから線を細く/太くしても全く問題ないです。
次回はベタ塗りの方法と塗り残しをなくす方法を解説していきます。
ではまた~
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