【下書きを失敗した人向け】下書きをデジタルで修正しよう!
こんにちは!kenです。
今回はアイビスペイント解説講座① 下書きを読み込んで見やすくする方法をつかって線画を描く前に、下書きを失敗した方向けに手軽な修正方法を説明していきたいと思います。
これを使いこなせるようになれば、「顔を全部書いてみたら首が短かった!」といったときに顔を消さずに位置だけ動かせるようになります。
では、具体的にどうすればよいかを説明していきますね。
下書きを撮るときに上手くいかなかったときは…
まずは下書きを撮るときに画像が斜めになったり正面から撮れなくて歪んだりした方向けに修正方法をお教えします!
例えば、こんな風に机の上で写真を撮ってしまったけどかたむいてしまった場合を考えましょう。
こんなときは画面右下の数字の書かれた部分をタップして(皆さんの画面では2だと思います)
画面右の☩マークをタップしてください。
画面中央のパース変形を押してください。(画像が変わっているのは気にしないでください)
するとこんな感じで画像の端と辺の中央に青い丸ボタンが表示されると思うのでこれをスライドさせて
画像が正面から撮ったように表示されたら画面右下のチェックマークを押してください。
これで画像の傾きは修正できると思います。
下書きを手直ししたいときは…
ここでは目の位置や顔の位置など、部分的に手直ししたい場合を考えます。
画面左下のブラシマークをタップしてください。
次に投げ縄ツールをタップしてください。
投げ縄ツールとは
簡潔に言うと、編集したい部分を囲んで選び、部分的にいじるためのツールです。
具体的には、指で画面上に円を描くことでその内側のみを編集することができます。
指で円を描いた後に指を画面から離すと、こんな風に囲んだ部分が点線で表示されます。
この時、点線で囲まれた外側部分には描画されなくなります。
このような画面になると思うので、まずは①~③の使い方から説明していきます。
おススメは②なので、②をタップして上と同じ表示になるようにして下さい。
①セット
この状態で一度円を描き(選択し)、さらに別の円を描く(選択する)と最後の範囲のみが選択されます。
②追加
この状態だと複数円を描いたときに、すべてをあわせた範囲が選択されます。
①の恩恵を感じたことがないのでこちらを推奨します。
③除外
この状態だと円を描いた部分を選択しなくなります。
範囲選択の消しゴムみたいなものだと思ってもらえればよいです。
投げ縄ツールの使い方(続き)
例えば、下書きの中で目の配置を変更したい場合をかんがえます。
まずは目を投げ縄ツールで囲みます。
次にキャンバスを縮小して顔全体が入るようにします。(顔全体のバランスを見るため)
次に画面右下の「☩マーク」をタップします。
下のバーは見覚えがあると思います。
はい、下書きの写真を動かしたときとおなじバーですね!
なのでその時と同じように操作してください。
下に簡単な変形例だけを挙げます。
目を選択して、目だけを拡大した様子(おおげさにしています)
目を選択して、目だけをパース変形で引き伸ばした様子(おおげさにしています)
顔を選択して、顔だけを拡大した様子(おおげさにしています)
変形が終われば画面右下の〼マークをタップしてもらえれば点線が消えると思います。
これを使えば、何かおかしいと思ったときに納得のいくように変形できると思います。
補足:デジタルの線画を手直ししたい方へ
基本的には上と同じ要領でやっていただければできると思います。
ただし、気を付ける点が一つあります。
それは、デジタルで描いた線を調整すると調整前より必ず粗くなるということです。
やってもらえれば分かると思います。
なので、下書きの時点で歪みは修正しておきましょう。
これで今回の解説は終わりです。
アイビスペイント解説講座① 下書きを読み込んで見やすくする方法から飛んでくださった方はこのリンクをクリックしてぜひ続きをやってみてくださいね!
改善できる点とか質問したいことがあれば気軽にコメントやTwitterでなんなりと聞いてください!
ではまた~
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