【人生を損する】親が相手でも耳を貸すべきではない4つのこと

2020年5月11日

人生において親の存在は大きく、親に助けられてきたことも多いと思います。

しかし、いくら親が相手でも、絶対に耳を貸すべきではないことが4つあります。

僕はそれらに耳を貸してしまったために20歳までの大半を無駄にしてしまいました。

そこで、 今回は僕の反省や経験も踏まえて「親が相手でも耳を貸すべきでない4つのこと」を紹介します。

なぜ耳を貸さない方がいいかという理由についても書いています。

勉強の強要

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ゲームばかりしていないで勉強しなさい!

これは、いつの時代にも親から子へ言われ続けるセリフだと思います。

もちろん、言っている内容は正しいと思いますし、誰しも後々勉強しなかったことに後悔の気持ちを持つでしょう。

でも、それが「ゲームを取り上げる」などの強硬手段に出た場合は別です。

というのも、 これらの行為は「子供から自分で考える機会を奪うから」です。

結局のところ、周りがいくら言っても、本人が「自分で考え、学ぶこと」の重要性に気づくまで何も変わりません。

そして、それは本人がゲームのし過ぎで成績が悪化したりという失敗を重ねていくうちに気づくものだと思います。

なので、 親が強硬手段に出ると、こういった機会が失われて「自分で考え、学ぶこと」の重要性に気づくのが遅れます。  

僕の経験談①

僕の場合、ゲームを取り上げられたり塾を親に決めてもらったりしたため、主体的に考える機会がほとんどありませんでした。

そのため、 大学生活で挫折して自分の将来性に疑問を持ってはじめて、自分の人生について自分で考えるようになりました。

進路への助言

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いい大学に入って一流企業に入りなさい

こういう親の助言は、一見ためになるように思えますが、実は参考にしてはいけません。

というのも、親の助言には「子供がこうあってほしい」という願望が少なからず入っているからです。

それに加えて、「親の世代と僕たちの世代では社会が大きく変わっている」ということも考えなくてはいけません。

現在は昔に調べればさまざまな情報が手に入るため、かつては不安定だと考えられていた仕事でも、昔に比べれば計画的に稼ぐことができるようになっています。

こういったことを踏まえると、 親の助言を聞いたうえで「それが本当に自分の行きたい道なのか」を考えたほうが賢明です。

僕の経験談②

僕は親の言われるままに大学に入ったものの「専門職に就く方が向いている」と心のどこかで思っていました。

そして、いろいろあってWISCというテストを受けたときに「空気を読むより複雑な作業に取り組む方が得意だ」という風に結果が出ました。

なので、客観的に見ても「親の勧めた進路より、僕が行きたかった進路の方が向いていた」ことが分かり、自分の選択に自信を持つことができるようになりました。

他人との比較

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○○君は△△大に行って□□賞をとったらしいよ…!

親は、子供より優れている他人の話をして、子供に危機感を持たせようとしますが相手にしてはいけません。

こういった話に耳を傾けていると、 無意識のうちに「自分より優れた誰かと自分を比較する」といった思考癖ができ、一生現状に満足できなくなるからです。

そもそも、育った環境も得意な分野も違うので、同じ物差しで測れませんしね。

僕の体験談③

僕は他人と比較してしまう癖がついてしまったせいで、大学に入ってから学歴コンプレックスにさいなまれました。

しかし、ブログを書いて考えを整理したり、本を読んで他人の考え方に触れることで、徐々に改善できています。

人格否定

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お前は何もできない根性なしだ

口論になると、理性を失って、上のような言葉でひたすらに人格否定をしてくる場合がありますが、これを間に受けるとメンタルがやられてしまいます。

こういった言葉を言われたときは、 とにかく聞き流し、記憶に残さなければ、精神的な影響も小さいと思われます。

僕の経験談④

僕の親は、口論になるとすぐに僕の人格を否定してメンタルを傷つけることで、僕を抑え込もうとしました。

高校時代、そういったことがストレスになっていましたが、大学を休学して親と一切口をきかないようになってからは心の平穏を保てるようになりました。

最後に

以上が 、親が相手でも耳を貸すべきでないことについてでした。

もう一度まとめておくと、以下の四つです。

  • 勉強の強要
  • 進路への助言
  • 他人との比較
  • 人格否定

もし、現在進行形で上記のことを言われている、もしくは言われたことによる悪影響を引きずっている人は是非「嫌われる勇気」という本を読んでみてください!

今回の記事は、この本に少なからず影響を受けています。

僕もタイトルで毛嫌いしてなかなか読んでいなかったのですが、読んでみて「もっと早く読んでおけば良かった」と思いました。

この本では、親が子供に口出ししてはいけない理由が巧みに言語化されているので、 読むことで、親に言われてきたことの受け止め方をがらりと変えることができます。

それでは。

雑記

Posted by ken