【初心者におススメ】色塗りが上手くなる!写真模写のやり方を紹介

2020年2月3日

「色を塗るとなぜか安っぽくなってしまう…。」

そんな現象に悩まされていませんか?

その原因はいたって簡単で、「そもそも実物を描き慣れていないから」です。

実物を描き慣れていない状態、つまり「どうすればリアルに見えるか分からない状態」で架空のキャラクターなどを描いても、説得力のない絵になりがちです。

逆に、 実物を上手く絵に写し取ることができれば、絵に説得力がでて、絵が上手くなるわけです。

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Ken
みなさんこんにちは。
kenです。

そこで、今回は実物を上手く絵に写し取る練習として最適な、 写真模写の方法 について書いていきます!

写真模写で得られる効果

写真模写で得られる効果…それは 「色を正しくとらえられるようになること」 です。

みなさんが普段生活しているときには、身の周りのものの色に意識が向くことってなかなかないと思うんですよ。

「空も海も青色」…ほぼ全ての人が色に対してそのくらいの認識だと思います。

いざ絵を描こうってなった時に、自分の頭の中にある色だけで描こうとすると…

頭の中にある色の引き出しが貧相なので、色が正確に塗れず、イマイチな塗りにしかならないと思います。

なので、写真模写を通して…

「ここはただの黒だと思ってたけど、実は緑がかっているんだ」とか、

「植物は緑だと思っていたけど、黄色のときもあるんだ」とか、

自分の「思い込み」を正し、客観的に色をとらえることで、頭の中にある色の引き出しがどんどんレベルアップしていきます。

写真模写を続けると、目で見た色をキャンバス上で再現できるようになります。

写真模写の実践方法

ここでは僕が実際にやっている手順を紹介します。

人によって向き不向きがあり、鍛えたい能力も違うと思いますので、「なんか違うな」と思ったら、柔軟にアレンジしてみてください!

1.写真を用意する

まずは模写をする写真を用意します。

著作権が絡むため、模写を公開したい場合は自分で撮った写真を使うのがおススメです。

2.形をとる

まずは大まかに形を取ります。

後でいちいち直さなくてすむように、全体のバランスに気を付けて形をとります。

形の取り方は下の二通りです。

塗り分けてとる

こっちの取り方では、線を使わずに塗り分けてとります。

厚塗りに慣れたい、塗りが上手くなりたい場合は、こちらで描きましょう。

僕は毎回こっちの方法で形を取っています。

線を使ってとる

立体感が重要な絵を描くときや、どうしても塗り分けで形が取れない時は補助的に線画を描きましょう。

線画を使って描くと、塗りが雑でもそれっぽく見えるがゆえに塗りが雑になりやすいです。塗りを上手くしたい場合は線画を描かない方が効果的です。

3.まずは白黒で塗る

色を一からすべて選ぶのはかなり難しいです。

なので、初めに白黒で塗って、全体の明暗の感じをつかむことから始めるのがおススメです。

白黒で塗ってから始める方が簡単な理由は、下の記事にまとめてあります。

4.色の選び方

白黒で全体の明暗を描けたら、色を選んで塗っていきましょう。

色の選び方についてですが、数学のテスト勉強になぞらえて考えてみると分かりやすいです。

数学のテスト勉強では、

  1. 問題の解き方を予測する(予測)
  2. 実際に解きすすめてみる(実験)
  3. 答え合わせをする(比較)
  4. 自分の間違いの原因を探る(究明)
  5. 間違いをしないよう改める(改善)

といった流れになりますよね?

これと同じ手順で色を選ぶ際は、

  1. 写真を見ながら色を予測する(予測)
  2. 自分で色を選んでキャンバスに塗る(実験)
  3. スポイトで写真の色を取り、自分の選んだ色と比べる(比較)
  4. 選んだ色と正しい色との認識のずれに気づく(究明)
  5. 認識のずれを意識する(改善)

という風にすすめると良いです。

とまぁ、こう聞くと思わず身構えてしまう方も多いと思いますが…

場数を踏むことで、次第に考えなくてもできるようになってくる ので安心してください!

では、それぞれの過程を詳しく見ていきましょう!

1.見ながら色を予測する

まずは、自分がこれから塗ろうとしている部分の色が何色なのか予想して、色を選んでみてください。

今回は赤丸内の色を予想します。

2.実際に塗って比較してみる

色を選んだら、自分を色を選んで先ほどのラフに塗ってみてください。

塗った後で、「本当に写真の色と同じ色をとれているのか」観察してみましょう。

一回で完璧に色を合わせる必要はありません。何回も試してみて、徐々に色を近づけていきましょう。

3.スポイトで写真の色を取ってみる

基本的には、1.と2.を繰り返していくのですが、2.が終わった後に写真から色をスポイトツールでとって確認しましょう。

深く考えずに3.だけを行ってもあまり意味がありません。1.と2.で色を考えた後に行うのがポイントです。

4.自分が予測した色との違いを見る

3.で写真からスポイトでとった色と、2.で自分がキャンバスに塗った色とを比較してみましょう。

上は僕が実際にやってみた場合のものです。色相がちょっとずれていますね。


何回か繰り返していくと、自分の色の考え方の”癖”がわかってきます。

「実際より、色の彩度を低めに見てしまう」
「実際より、色を明るくとらえてしまう」

などです。

5.色のずれを減らしていく

考え方の”癖”が分かったら、「自分にはこういう癖がある」ということを頭の片隅に置きながら、別の場所についても1~3を繰り返していきます。

1.~4.の作業を繰り返すことで、次第に見た色と描く色が近づいてきます。

地道な作業になりますが、ここまでの作業を繰り返して全体に色を塗っていきましょう。

最後の方は、キャンバスに既に塗った色を使いまわせばよいので、描きはじめが頑張りどころだと思います。

5.細部の描写をする

最後に、細部の描写をしましょう。

下の三点を意識しながら完成度を高めていきます。

  • 全体のバランスがおかしくないか確認する
  • 形がちゃんととれているか確認する
  • 質感が表現できているか確認する

一言でいうと、 「曖昧に描いている部分をはっきりと描いていく」 ということです。

質感の考え方については下の記事を参考にしてください!

この作業は、終わりがないので一番つまらなく感じると思いますが、絵の上達においてかなり重要になってくるので、できる範囲で頑張りましょう。

最後に

今回の絵のメイキング

今回のメイキングです。

はじめに白黒で明暗を捉え、その後に全体を大雑把に塗って、最後に細かい部分を描写するという流れで作業しています。

まとめ

ということで、今回のまとめになります。

この記事のポイント

  • 写真模写をすると見た色を表現できるようになる
  • 写真模写で大事なのは色を「考える」こと

正直、目的がないと継続してやるのは難しいので、色塗りが上手くなりたいと思った時に飽きるまでやるくらいでちょうどいいと思います。

一枚やるだけでも、色の見え方がだいぶ変わってきます。

自分で撮った写真なら、模写をした後にキャラクターを足してネットにアップしたりすると、モチベーションが出やすいかなと思います。色々工夫してみてください!

やってみて分からないことなどがあれば、コメントかTwitterで気軽に聞いてください。

それでは~

考察

Posted by ken